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2007年 05月 27日
約40年前のサウンドを堪能中
朝からAU-999の音色をチョクチョク聴きながら、先日購入したトランジターの入門書を読んだり、アンプを置き換えて聞き比べをしたりと久しぶりに一日中オーディオ三昧してみました。

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という事で
AU-555とAU-999の聴き比べ結果です。
聴き比べと言っても私が個人的に勝手に一人で行っている事なので、独断と偏見のみで評価しております。







AU-555はコンデンサーを変えたばかりでそのまま比べると分が悪いので、昨日の夜からメイン用のCDプレーヤーを引っ張り出してきて、テスト用SPに繋ぎ、永遠リプレイで慣らして込んでおきました。
大分良い感じですが、もう少し慣らしが必要な状態です。

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という事で聞き比べに入ります。

1枚目。サリナ・ジョーンズ 愛のセレナーデ
色々有るLPから結局良く聴くのを選んでます。
聞き比べは全部レコードです。

バックで流れるギターやドラムといった全体的な雰囲気ではAU-999の方がよい感じです。
しかし、ヴォーカルだけ聴くと、AU-555の方に魅力を感じます。

ヴォーカルものではヴォーカルが目立って欲しいという事でAU-555の勝利です。

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続いて2枚目。サムシン・エルス
このレコードはアメリカ盤のようですが、ジャケットのデジャインがかなり怪しいです。

キャノンボール・アダレイのサックスやアート・ブレーキーのドラムはAU-555に迫力を感じましたが、マイルスのペットの響きにはAU-999に何ともいえない心地よさを感じました。

心地よい響き方が印象に残ったのでAU-999の勝利です。

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続いて3枚目。フィニアス・ニューボーン・ジュニア
テクニシャンなニューボーンの演奏を迫力たっぷりに聴かせてくれたのはAU-555です。
しかし、ピアノの低音が少々重たい雰囲気でした。
対してAU-999はピアノの音が上も下もバランスよく、特に響きが心地良い印象でした。

これは甲乙付けがたいです。

あえて言うなら響きを取ってAU-999です。

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最後にカルメン・マクレエのライブ盤です。

全体的な表現やバランスとしてはAU-999の圧勝です。
しかし、ちょっとおとなしい雰囲気でした。

ライブと言うと やはりその場にいるような熱気を感じたくなります。
全体的には荒い印象の有るAU-555ですが、荒削りな中にも熱いモノを感じさせてくれました。
ヴォーカルものではAU-555の方が好みです。

ライブで重要なのは勢いと音楽にかけるミュージシャンの魂!
という事で、AU-555の勝利です。

結果はドローです。

オーディオ機器にはそれぞれに魅力的な部分が有り、そもそも比べる事自体が間違っていたような気になってきました。

機器比べなんてのは、ステサンあたりに任せておけば良かったようです。

え!ステサンのC・O・T・Yはメーカーからの札束の数で決まってる!!?





by flashdaiyouryou | 2007-05-27 23:19 | サブシステム


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