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2007年 02月 02日
最近のお気に入りジャズメン
昔勤めていた事務所の後輩と埼玉県の志木にあるジャズ喫茶BUNCAへ行くとマスターがタビー・ヘイズのこのCDをくれました。

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Late Spot at Scott's

1. Half A Sawbuck
2. Angel Eyes
3. The Sausage Scraper
4. My Man's Gone Now
5. Yeah!

録音:1962年 ロンドン

Tubby Hayes:Vibes, Soprano Saxophone
Jimmy Deuchar:Trumpet
Gordon Beck:Piano
Freddy Logan:Bass
Allan Ganley:Drums













タビー・ヘイズというと最近復刻されたフォンタナ・フィリップス幻の名盤シリーズの一つ「メキシカン・グリーン」しか聞いた事のない私には この「Late Spot at Scott's」もメキシカン・グリーン同様フリーJAZZぽい演奏かと思っていました。が
実際にはノリノリのハード・バップでした。

メキシカン・グリーンのライナー・ノーツを読むとメキシカン・グリーンを出す前の演奏スタイルはバップ一筋だったようです。
周りが当時最先端のモードやフリーに転向する中、お構いなしでバップをやっていた頃に出したアルバムがLate Spot at Scott'sのようです。
タビー・ヘイズは、よほどバップスタイル(正式にはハード・バップ?)が気に入っていたものと思います。

ミュージシャンが周りに流されず「この演奏カッコいいだろ!」と出したレコード(CD)ですから
言うまでも無く内容はカッコいいです。
(タビー・ヘイズがカッコいいだろ と言ったかどうかはさだかではありません。)

1曲目からノリノリのハード・バップを聞かせてくれます。どれくらいのれるかと言うと 気付いた時には足でリズムを刻んでしまうほどです。

そして内容は全曲通してカッコいいです。
トランペットとサックスが見事にシンクロした演奏を聴かせているかと思うと、抜け出すようにサックスが主導権を握り、ソロに入ったりと、展開の仕方も非常にカッコいいです。
2曲目のAngel Eyesはマイルスのスティーミンを彷彿とさせるトランペットの響きが心地よく
渋くてとてもよろしいです。

という事で
アンドレプレビンに続き、また一人いいJAZZ MENをBUNCAのマスターに教えてもらいました。



by flashdaiyouryou | 2007-02-02 02:38 | 音楽


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