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2010年 07月 28日
振動板?
振動板?_f0062737_2585979.jpg

少し前に造った響棒を仕組んだ振動版を壁に設置しました。
蝶番で留めたので角度は自由に変えられるようにしました。

写真では設置状況を解りやすくするために角度を多めにして有りますが、この状態で実際に聴くと定位がかなりずれます。

振動版の効果は音量を大きくした時にはかなり有りますが、小音量ではあまり振動せず、効果が薄らぐようです。

板による音の反射ではなく、板自体の振動がおき易い仕組みにしたので、壁にべたっと付けているスピーカーにも関わらず、横への広がりが出ました。

ちなみに左壁はこのような仕掛けを施さなくても横への広がりが出ています。




振動板?_f0062737_2591233.jpg

中央に写っているモノも反射パネルと言うよりも振動パネルと言ったほうがよい造りとしました。

使用した板は薄いものです。

最初の設置ではスピーカーのサイドウイングはそのままに振動パネルを床に直置きで試したのですが、塩梅は最悪でした。
低音と中音が完全にこもってしまい酷い状況になりました。 

おそらく
原因は後面開放としている為に後ろからの逆相音が振動パネルにより効率よく前に出たからではないかと思っています。


次にセッティングしたのが写真の状態です。
スピーカーのサイドウイングを後ろに曲げ、振動パネルを持ち上げてセッティングを出してみました。

この状態は最初の時よりかは低音、中音共にこもりは和らいだのですが、入れる前と比べると、明らかにマイナスになっていたので、振動パネルは結局撤去しました。

見た目はかっこ良いのですが、肝心の音がダメでは仕方有りません。


その後、リスポジの後ろに設置しましたら、良い感じでした。

石井式の本に書いてあるデッドエンド-ライブエンドの考え方は 私の部屋、、または私の好みの音には有効なようです。


by flashdaiyouryou | 2010-07-28 15:04 | ルーム アコースティック


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