2006年 05月 22日
音乃翔Ⅱ 
マルチの総本山 メジャグラン より発売されている 音乃翔Ⅱ をシステムに組み込み聴いてみました。

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おそらく、今日まで生み出されてきた数々のオーディオ製品は、
オーディオとしての音を楽しむ為の製品作りがなされていたのではないでしょうか。

低音がどっしりと構えている。
高音が突き抜ける。
中音の密度が濃い。 等

または、全体の表現として

ガップリよつで迫りくる迫力。
晴天を見上げたような爽やかさ。
重圧とはまさにこの事、全てが分厚い。(私が良く使う表現です。)
音の洪水に包み込まれるようだ。
どんなジャンルも無難にこなす等

STEREO SOUNDを読めばこのような表現が飛び交っています。
確かにこのような少々誇張した表現のしかたをすると、記事として読んでいてオーディオが面白くなります。
オーディオ仲間との会話でも、このシステムの組合せではJAZZ向きだ、クラシック向きだ等、
システムに対する評価の仕方をします。
人様のお宅に伺った時でも、感想を述べても、やはりシステムの評価になってしまいます。

オーディオが好きで、オーディオを趣味としているのですから、そのシステムから発っせられる音に興味が沸くのは良くわかります。


しかし、ライブを聴き終えた時に、
中音がどうたら
低音の迫力がどうたら等
のそれぞれの帯域での話しはしますでしょうか?
目をつぶると、そこで演奏しているようだ。
まるで生演奏を聴いているようだ。等
の話はしますでしょうか?

そのような事を話そうものなら、たとえオーディオ仲間どうしでも、
それはオーディオでしょ と言われてしまうと思います。

あのベースは上手かった。
ドラムのソロはカッコ良かった。
あのヴォーカルは酷かった、よくプロとか言えるな。
若いうちはあんなもんだよ。
やっぱり一流は凄い。
有名な割にはたいした事なかったな。
たしかに面白かったけど、泣かせる曲も聴きたかった。等

やはりライブを聴き終えると、このように、演奏者に対しての評価が
会話の内容になると思います。

話は変わりますが、
私は高校生の時にエレキギターに夢中になり、バンドを組んでおりました。
当時使用していたギターは今も所有しております。

チャックベリーが弾きたくてギターを始め、その後、ライトハンドがそこそこ出来るようになった頃には、T-スクエアー等のフュージョン(フュージョンもJAZZといえばJAZZですが)に興味を持ち、そして、JAZZの即興の凄まじさを体験し、今ではすっかりJAZZファンとなってしまいました。
ギターは正直ヘタッピーでしたので、JAZZギターまでマスターしようという気にはなれず、
現在はギターにホコリがかぶらない程度に気が向いた時にポロンポロンと弾いております。

好きな音楽ジャンルは
チャックベリーのロックンロールから始まり、JAZZに行き着いた訳ですが、
それぞれのジャンルで興味を持つに至った理由は簡単です。
そのミュージシャンの弾き方が好きと思えたからです。
もっと解り易く言うと、そのミュージシャが伝えたかった事に共感できたからです。

オーディオに興味を持つきっかけとなったのは
好きなミュージシャンまたは、好きな音楽をより良い音で聴いてみたい、
または、ミュージシャンが意図している事をもっと解り易く感じてみたいと思いオーディオに凝りはじめました。

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現在、オーディオにどっぷりと嵌っている方々の多くは
私と同じように、音楽が好きで、その音楽をより良く聴きたいと思い、オーディオを始めたのではないでしょうか。

私の場合、音楽にのめり込んだのは、ギターがきっかけでした。
人それぞれ音楽にのめり込むきっかけがあったと思います。
きっかけはどうあれ、
音楽を素晴らしいと思う気持ちは、人類共通の事柄だと思っております。
そして、素晴らしいと思える理由のひとつには、やはり、演奏家の強い思いがあるからではないかと思っております。

オーディオに凝り始めると、音楽を心から楽しむ為には、どうすればよいのかという、
最も重要な事を忘れてしまいがちです。
(少なくとも私はそうでした)
定在波がどうの
低音のもやつきがどうのと
音に対してのみ追求してしまいがちです。
もちろん、これらの事は、オーディオを追求していく上で、大切な事であるとは、承知しております。

以前、私はオーディオは高級な物程、良い音がすると思っていました。
ケーブル等のアクセサリーも同じです。
その後、オーディオとは、額ではないと気付いても、
オーディオを始めた頃の本質を忘れ、オーディオの音楽を追いかける行為をしてしまいました。

そして、めざせ原音再生とばかりに、色々と機器を替え、いじってきました。
私が抱いていた原音再生とは、生の楽器の音であり、
最も重要なミュージシャンの伝えたい事を感じさせる音の再生ではありませんでした。

音乃翔は忘れかけていた、ミュージシャンの気持ちを肌で感じるという、最も重要な事を思い出させてくれました。

サックスに吹き込む息づかい。
弦をはじく時の勢い。
ドラムをたたく時のバチの勢い。

今までのシステムで聴く、CDやLPの音楽では、なかなかこのミュージシャンの気持ちが伝わってはきませんでした。

ここぞという時のあの勢いは、まさにミュージシャンの心の奥底から湧き出る、言葉ではないでしょうか。

音乃翔の表現力がシステムに加わると
ライブを聴き終えた後のように、演奏に対する感想がまず第一にきます。

オーディオの音楽を楽しむのではなく、ミュージシャンの気持ちを、伝えたかった事を、
感じ取れるのが、音乃翔ではないでしょうか。

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by flashdaiyouryou | 2006-05-22 02:07 | オーディオ | Comments(19)
Commented by katyan4 at 2006-05-23 10:26
 音乃翔は大入力時の歪みと低音のカットに問題があり、稲田氏にその改善を提案したのですが、今度の音乃翔Ⅱはその弱点が無くなったようですね。
 いい音楽が聴けそうです。
Commented by east_bred at 2006-05-23 19:57 x
音乃翔は良いですか(^o^)。私も稲田さんのHPでその説明を読ませて頂いて、納得し、聴いてみたいナァと思っておりました。私もケーブルだ、インシュレーターだと言う事には全く興味が無く、如何に大音量で気持ちよく聴けるかしか興味が有りませんので、一度聴いてみたいですネェ。大音量=聴きたい全てが聴ける=生に近いと単純に思ってしますアホ親父では有ります^^;。
Commented by yukiny at 2006-05-23 23:57 x
私も以前はオーディオは高価なモノほど良いと思ってましたが、そうじゃない、ということを知りました。
どうしても「何を使っている」でオーディオマニアはその出てくる音を評価しがちですよね。

高価なモノでも、それを活かせる場合(部屋、音楽のジャンル等)とそうでない場合があります。

最終的には、「どういった音で音楽を聴きたいのか」、という目的がはっきりしていない限り、迷路か抜け出せないのでは?と感じております。

かといって、まだまだその迷路の中で迷っているもですけどね。(笑)
Commented by darda95_215 at 2006-05-24 02:29
いやぁ・・・私も最近同じような事を感じてます。
オーディオからどんだけ生に近い感動を得られるか・・・
人によって受け止め方は違うんでしょうが、装置に振り回されている自分に気づく一瞬がありますね・・

なんだか四国連の多いレスですな w
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-24 22:39
katyan4さん。
音乃翔Ⅱ誕生のきっかけには、 katyan4さんの提案があったのですね。
恐れ入ります。
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-24 22:52
east_bredさん。
稲田さんとは、お知り合いでしょか?

音乃翔Ⅱ、ここだけの話ですが、良いですよ。ヾ(@^∇^@)ノ
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-24 22:57
yukinyさん。
オーディオマニアは2種類に分かれるようです。
自分に正直な人と、そうでない人です。
自分に正直になると、オーディオやってても楽になるようです。
楽になると、値段ではないと気づくようです。
面白いですね。
Commented by east_bred at 2006-05-24 23:02 x
>east_bredさん。
>稲田さんとは、お知り合いでしょか?

イエイエ、全く存じ上げておりませんが、HPを拝見したとき気が付きましたが、お店?の直ぐ向かいに兄夫婦が住んでおります。帝釈天の直ご近所ですよネ。

>音乃翔Ⅱ、ここだけの話ですが、良いですよ。ヾ(@^∇^@)ノ
聴いてみたいですが、現在の失業状態ではトッテモ手が出ないですので、聴かない方が身のためかも^^;。
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-24 23:05
ダーダさん。
音乃翔Ⅱは、JAZZや声楽ではナマに近い感動を味わえるようです。
他はどうかは未知数ですが。
ナマはやっぱり良いですね。ナマ?

音乃翔Ⅱとは 「オーディオマニアではなく、音楽マニアに贈りたい」そんな機器です。
どっかのメーカーの昔のキャッチコピーみたい。ψ(`∇´)ψ
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-24 23:27
east_bredさん。
稲田さんのお宅は金町です。
↑HPに住所が掲載されているから、金町って出しても大丈夫ですよね。稲田さん

今度、宜しければ、ご一緒に、稲田さんのお宅に行きませんか。
Commented by east_bred at 2006-05-24 23:44 x
>稲田さんのお宅は金町です。
>↑HPに住所が掲載されているから、金町って出しても大丈夫ですよね。稲田さん

ハイ、兄の家は京成線の線路の反対側で、道路に面しています。
特徴の有る形ですので目立つのですが、未だ入ったことが有りません。
養子に行ったので行き憎いんですよネ^^;。


>今度、宜しければ、ご一緒に、稲田さんのお宅に行きませんか。
有り難う御座います。
実は今日も直ぐ側までカミさんと原チャリで遊びに行っていました。
帝釈天も良く自転車で行ったりしています。

でも、兎に角失業中と言うのは何も買えない耐乏生活ですので、余計な
物は見ないように我慢しています(^_^;)。
もし再び働き出したら伺えるかも知れません。
それまでは今のボロ機器で我慢です。
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-25 03:22
east_bredさん。今晩は。
失礼致しました。
また今度という事で。
気が向きましたら、一声かけて下さい。
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-25 22:04
今回の音乃翔Ⅱの記事に対して、コメントを下さった方々は、
たまたまかも知れませんが、皆さん、マルチをやっていらっしゃいます。

音乃翔はマルチ派の方のウケが良いと言う事でしょうか?
先日、稲田さんと電話で話した所、ネットワーク式のSPでも、論理的に使用可能とお聞きしました。
Commented by Oz at 2006-05-26 07:12 x
音乃翔Ⅱ。
ぜひ聴いてみたい。すごく興味が沸きました。
名古屋でおいてあるところはないかな・・
Commented by 金町の仙人 at 2006-05-26 08:44 x
  音乃翔-Ⅱ開発の犯人です。録音媒体は全て許容ダイナミックレンジが存在しますのでコンプレッサーは  “必要悪”  である訳です。よって、再生する側で解除するしか方法はありません。しかし、全て状態が異なりますので完璧な解除は不可能です。しかし、ある程度解除する事により臨場感が相当に蘇ります。
  さてさて、我々のようなガレージメーカーは業界では中々市民権が得られません。当然扱ってくれるショップもありません。しかし、ガレージメーカーは確実な物を提供する事によりお客さんから信頼を得ます。要するにガレージメーカーが提供する品物の多くは信頼出来る品物だと思っております。そうでなければ我々は生き残れません。
  音乃翔-Ⅱに興味のある方は遠慮せずにお出で下さい。少々SN比に問題がある装置ですが、臨場感だけは味わえると思いますよ。
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-26 15:22
OZさん。
残念ながらこの商品はオーディオショップでは、扱っていないようです。
関東にお越しのさいはお立ち寄り下さい。
と言いたい所ですが、実は、この音乃翔、借り物でして、
私の手元に有るのは、あと数日です。
音乃翔を返した後の私のシステム、
想像するだけで、今から憂鬱です。
Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-26 15:41
稲田さん、失礼、仙人様。

音乃翔、モノは試しで聴いてみたいという方は結構おられるようです。
その商品が自分のシムテムにあっているのかどうか、
または、自分の好みの音なのかどうか、は自分のシステムで聴いてみないと、なかなか判断が付き難いものだと思っております。

音創夢の時のように、貸し出しされては如何でしょうか?

勝手な提案を申し上げすいません。

Commented by DOG-58 at 2006-05-27 09:19
思いっきり出遅れました。
音乃翔、flashdaiyouryouさん言葉から察するにこれからのオーディオ(音楽)ライフには欠かせないアイテムのようですね。
音楽を聞いているつもりがいつの間にか音を聞いている自分にガッカリすること暫しなので本機が最終兵器になるのかもしれません。そうなれば決して高い商品ではないですね。

Commented by flashdaiyouryou at 2006-05-28 16:42
DOG58さん。
音乃翔Ⅱに関して、稲田さんはこのような事を言っていました。
音乃翔Ⅱを入れても原音再生ができたとは思っていないけど、
かなり近づける事で、音楽が楽しく聴けるようになった。
との事です。
私も同感です。
音乃翔Ⅱは確かに高いですが、しょうがないかなと思っております。
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